2005年11月07日

モグラとカラスと大根と

大根「Yahoo! News」にアスファルトを突き抜けて生えてきた大根の記事が出ていた。

アスファルトを突き破って成長する大根の生命力にもびっくりだが、なぜこのような道路際に大根が生えてきたのかも謎である。

誰かのお茶目なイタズラである可能性も大いにあるが、もし本当だとしたら、 アスファルトを敷きつめる前の地面に大根の種があったとしか考えられない。

でも野生の大根なんて見たことない。その種はどこから来たのだろうか?

謎は深まるばかりである。


今回はそんな記事と土つながりで、モグラのお話。

代々木公園にはヒマラヤ杉の森があるのだが、そこの地面の下にはモグラがいる。

その姿を見かけたことはないが、あちらこちらにヘンな土塊がポコポコと盛り上がっているので、いるらしいことだけは分かる。

モグラは漢字で「土竜」と書くが、モグラの通ったあとはもこもことした土が地面の上を伸びているので、 その光景はたしかに土の竜が這いずっているかのようである。

そのモグラの土塊をほじくり返してみると、モグラがそこから顔を出したらしい小さな穴が開いている。けっこう小さい。 よくこんな固い地面をこれだけ掘り起こしていくもんだと感心してしまう。

オモシロイなぁと思って森の中をモグラの穴を求めてうろうろしていると、突然カラスがどこからともなくやってきて、 ガァガァと叫びだす。

最初はあんまり意識していなかったのだが、どうやら私を警戒しているらしい。

近くに巣でもあるのかもしれないと思い「つつかれたらたまらん」と、すみやかにその場を立ち去る。

けれども、私のモグラ探求の情熱はまだまだ満足していない。

なので場所を変え、あらたにモグラの穴を探して土塊のあるところをうろうろしていたら、またまたそこにもカラスがやってきて、 私に向かってわめきはじめる。

同じことが二回起きると人は「ん?」と思う。「なんかヘンだぞ?」と思うのである。

そこで私はさらに場所を移動し、モグラのいそうな所で今度は「カラス」を探す。

すると見事にカラスがやってきて枝の上から私を見つめる。

同じことが三回起きると人は「お?」と思う。「これはなにかあるぞ。」と思うのである。

モグラとカラス。

私はその生態についてはまったくの無知であるので、その関係性はさっぱり見当がつかない。

モグラがいるところにカラスがいるのか、カラスがいるところにモグラがいるのか。

私の予想はこうである。

1、カラスの巣がある樹の下にはその糞が落ちる。
2、よって巣のある樹の下の土は肥えている。
3、土が肥えているところにはミミズが多い。
4、そのミミズを狙ってモグラが寄ってくる。
5、だからモグラのいる樹にはカラスの巣がある可能性が高い。
6、ゆえにモグラを探しているとカラスに鳴かれる。

ツッコミどころ満載の仮説理論であるが、別に私は動物生態学者でもなんでもないので、こんな程度のいい加減な理屈で十分に満足である。 なるほど、なるほど。

でも、みなさんは信用してはならない。

ご自分でも確かめてみて、もしその通りだったらはじめて信用してみるのがよろしいかと思う。

もっとも「別にモグラとカラスの関係なんて、私にはなんの興味もない」という方ばかりであると思うので、 今回のお話はまったくどうでもいいお話であるやもしれない。

でも、だからこそ私は安心してでたらめ話に興じられるのである。

posted by RYO at 20:14| Comment(8) | TrackBack(1) | 雑念 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。
アスファルトを突き破る石頭大根の写真におそれをなし、大根つながりでトラックバックさせていただきました。
Posted by ukiki01 at 2005年11月08日 02:47
こんにちは。私にも思い出深い大根…。
この大根のシアワセを心より祈っております。
(でも大根のシアワセってなんだ?)
Posted by RYO at 2005年11月08日 19:36
こんばんは。
驚きの大根つながりでしたね。
さて大根のシアワセとは。
(1)「おいしいねえ!」と食べてもらう=食物連鎖に加わる。
(2)万一食べられなくても生ゴミとして埋められ、土に還る。
というのは人間からの見方ですが、大根としてはどうなんでしょう。聞いてみたいものです。
Posted by ukiki01 at 2005年11月09日 02:20
RYOさん、こんにちは。
ごぶさたしております。
(新年のご挨拶もまだでした。おめでとうございます)

唐突に失礼します。
この大根の記事の後追い(というのかしら)記事を、さっき目にしました。
Yahooニュースに上がっていたので、
RYOさんもごらんになったかもしれませんね。
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201502/0007740741.shtml

お、この写真、どこかで……たしかRYOさんのブログで見たことある、と、久しぶりにおじゃました次第です。

大根のおいしい時期ですね。
どうぞ暖かくしておすごしくださいませ。
またときどき読みにこさせていただきます。
Posted by うきき at 2015年02月15日 17:17
うききさま

こんにちは。本当にご無沙汰しております。
ブログの更新自体、ずいぶん滞っていますけれども、
久しぶりにコメントのメールが来ていたので、「お?」と思って見てみたら、
非常に懐かしい名前を拝見できて、大変嬉しく思っております。
いちおうおかげさまで、私も家族も大変元気につつがなく過ごしております。

しかし懐かしい記事ですね。
10年前の記事という事実に、我ながら驚愕しております。
ブログを書き始めてから、またうききさんと知り合ってから、
それほどの年月が経っていたのですね。

10年の間に変化するものあり変化しないものあり、世の中さまざまでありますが、
味の十分に染み込んだ大根の美味しさはいつまでも変わりませんね。
どうぞ、うききさんも日々を愉しくお過ごしくださいますよう。

ブログの更新も……がんばります。
Posted by RYO at 2015年02月16日 22:56
RYOさん、さっそくのあたたかいレスをありがとうございます。
うれしく拝読しました。
ご家族ともどもお元気でいらっしゃるとのこと、なによりです。
こちらもおかげさまで日々たのしく過ごしております。

10年ってインパクトありますよね。
けっこうな長さの時間であるような感じがするし、大きな節目という気もする。
これは、十進法をおもに使ってる我々ならではの感覚なんでしょうか。

そして、大根のおいしさに変わりなし。大賛成です。
おでんが食べたくなってきました(←単純)。

更新は……はい、待つともなく、ぐらいの感じでものすごくゆるやかにお待ちしております。
Posted by うきき at 2015年02月21日 03:05
大人になってからの10年というのはなんだかあっという間にも思えますが、
考えてみれば10年ってすごいですよね。
人生80年と考えたってその8分の1。
生まれた子どもが小学4年生になっています。
う〜ん…。「時の流れ」ということをひしひしと感じてしまいます。
Posted by RYO at 2015年02月22日 22:25
2004年夏生まれのこどもが身近にいます。
2005年の2月には、まだほよほよのあかちゃんだったのに、
今ではサビありのお寿司も食べるようになった、
なまいきな(←いい意味での)
小学4年生です。
身長も体重も何倍になってることでしょうか。

うーん、こどもを例にして考えると、
10年という時間の大きさに圧倒されますね。
こどもの時間とおとなの時間とは、
明らかに質が(? 見え方が?)ちがいますね。

そして、人生80年の8分の1、ということは、
考えてみたことありませんでしたけど、
そうですね、
うーん、これも大きいなあ。
Posted by うきき at 2015年02月23日 01:20
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/9071797

この記事へのトラックバック

ある奇習
Excerpt: いや、奇習といっては大まじめに取り組んでいるご当人がたに失礼かもしれぬ。 でも、これを代々伝えていくということ自体がすでに奇習であるとすら思える。 けっこう有名なものでもあるらしい。 実際、..
Weblog: ukiki01_blog
Tracked: 2005-11-08 02:35