2020年12月
「感染症を防ぐ手指バリア」
感染症にかかりにくい人の手指には、抗菌・抗ウイルス活性のある「手指バリア」があるという実験結果が、花王の研究所グループから発表されました。
「感染症にかかりにくい人の手指にはバリア機能がある…」:TECH+
記事内にある「手指に塗布した大腸菌の繁殖状態の写真」など、わずか3分ほどの時間でこれだけの差が出てくるのかと、なかなか興味深い結果で面白いですね。
人体上あるいは人体内に生息しているさまざまな微生物叢(マイクロバイオーム)は、私たちの生命活動や健康状態さらには心理状態などにもとても大きな影響を及ぼしていると、私は日頃から考えているのですが、こういう実験結果を見るとそういうものも大きく関係しているのではないかと思います。
今回の実験では、手指上のマイクロバイオームの影響にまでは言及していませんが、その部分もどれだけ関係してくるのか、ぜひ調べていっていただきたいですね。
今回の記事では、複数ある化合物の中でも「特に乳酸が重要である」ということが分かったようですが、だとすると乳酸菌をしっかりと飼い慣らしておくのはなかなか良いですかね? ぬか床かき混ぜるか…(笑)。
まあ、ぬか床はともかく、手洗いや手指消毒といった一過性の感染症対策だけでなく、恒常的な感染症対策あるいは健康生活といったものを考えることは、やはりとても大切なことだと思います。
微生物たちも含めた賑やかな多様性の中で、健やかに暮らしていく方法を模索したいですね。
2021年10月22日
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