2020年3月
「唾液と新型コロナウイルス」
先日、新型コロナウイルス対策についての私感を書いたら、大勢の方にシェアしていただいて、やはり新型コロナウイルスのことについては皆さん非常に関心があるのだなと(当たり前ですけど)、改めて認識いたしました。
それで今回、さらにいろいろ調べていたら非常に興味深い記事を見つけまして、これはぜひ皆さんに紹介したいと思って、またまたアップいたします。
「新型コロナに子どもがかかりにくい理由とは」:Beyond Health
この記事の中で語られている「唾液量の差」という着眼点は、なかなか興味深く、またひょっとしたらかなり正鵠を射ているのではないかとそんな印象を感じまして、しかもこれは誰でもその対策を取れることですので、ぜひご紹介したいと思いました。
季節性インフルエンザの罹患者の年齢別の統計を見ると、2019年9月〜12月のデータによると年齢群別での累積罹患率は、5〜9歳(13.53%)、10〜14歳(9.23%)、0〜4歳(6.87%)、40〜49歳(2.97%)、30〜39歳(2.92%)、15〜19歳(2.81%)、20〜29歳(1.89%)の順となっていて、0〜14歳の若年層の罹患率で見ると全体の29.63%となり、つまり今冬のインフルエンザ患者のじつに3割近くが若年層になるということなのです。
それに比べると今回の新型コロナウイルスの感染者の年齢群は、多くが高齢者層であり、しかも重篤化する割合でいえば群を抜いていて、若年者層の感染がほとんど確認されていないということが、「インフル」と「新型コロナ」の違いとして顕著に際立っています。
それがいったいどういうことなのかということは、正確には分かりません。
単純に若年者は新型コロナウイルスに感染しづらいのかも知れないし、感染したとしても症状が軽微でほとんどスクリーニングされずに数字にならないのかも知れないし、日本国内ではそもそも総検査数が少なくて有意なデータとしては何も分からないのかも知れません。
ただこの傾向は日本国内だけというわけでも無さそうなので、どうも今回の新型コロナウイルスの特徴として若年者層にはそれほどシリアスなことでは無いということのようです。(もちろん例外はあるので若い人も油断厳禁です)
じゃあ、それはいったいどんな理由からなのかということを考えたときに、先の記事の開業医の方の着眼点は非常に鋭いと思うのです。
たしかに唾液量の差というのは年齢によって大きく差が出てきます。
私も普段関わることが多いですが、「赤ちゃん」たちというのは、もうこれでもかというほどの大盤振る舞いで唾液をバンバン垂れ流しています(笑)。
それに比べると、年を取れば基本、口の中がパサパサしてきて、もちろん中には高齢であってもボーッとヨダレを垂らしているような方もあるかも知れませんが…(失礼)、カステラのようなものを食べるときにはどうしてもお茶が欲しくなることでしょう。
そんな唾液量の差というのは、免疫学的にもまったく看過できない事だと思います。
先ほどご紹介した記事に続き、新しくアップされている以下の記事も非常に面白いです。
「唾液の力で新型コロナは抑制できる?」:Beyond Health
詳しくはリンク先の記事を読んでいただければと思いますが、「唾液をしっかり出す」ということであれば、誰でも少し意識していけば可能なことです。それが今回の新型コロナウイルスに対して、実際にどれだけの効果を発揮するのかは分かりませんが、免疫学的には非常に良いことであることに変わりはありません。
なので、「ガムを噛む」とか「歯磨きを適宜する」とか「マスクをする」とか「ちょこちょこ水を摂る」とか「軽いエクササイズをする」とか「発酵食品や食物繊維を摂る」とか「ビタミンCを摂る」とか、そういった誰でもすぐできる方法をとりあえずやってみるというのは良いのでは無いかなと、そんなことを思いまして、ちょっとご紹介させていただきます。
【追記2020年9月】
記事をアップした2020年3月時点では有力情報として挙げましたが、今はちょっと根拠としては弱くなってきた気がします。
2020年03月22日
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