2019年6月
「入試問題」
先日、著作権処理センターというところから書類が届いて「なんだろう?」と思って開けてみたら、中から大学の国語の入試問題が出てきてビックリしていたら、よく見たらその文章が私の文章だったので二度ビックリ!
どうやら名古屋にある短大の2019年度の入試問題に、『じぶんの学びの見つけ方』(共著、フィルムアート社、2014)に執筆した私の文章が選ばれ、そこから出題されたようなのです。
全く知りませんでしたが、こういう入試問題などに使われるような場合は、「事後承諾(あるいは免除?)」なのですね〜。まあそれはそうですね。
私の文章は文法上、正しくないところが時々あるので(主語が途中で変わってしまったり)、「私の文章は、国語の先生にチェックされたらダメ出しされるような文章なんですよ〜」ってしばしばネタにしていたのに、入試問題に採用されてしまっては、何とも微妙な気まずさが…(笑)。
私の文章で「主語が途中で変わっていく」というのは、じつはかなり意図的に行なっていることでして、これは潜在意識教育の一つでもあるのです。
たとえば「みなさん」で始まった文章であるはずなのに、途中から「私たち」になっていたりする。つまり徐々に主体がズレていったり、気づかぬうちにそこに私が滑り込んでいたりするのです。
それによって、聞く人に共感的な態度を呼び起したり、本人の気づかぬうちに視点をズラしていたりと、ある種の「変容」の要素を散りばめているのですが、まあ冷静に文法的に考えると前後が矛盾していたりして、学術的に言ってしまえばダメなんですよ。ハハハ。
だから入試問題に採用されたことが本当にビックリで、よもや我が身にそのようなことが訪れるとは思ってもおりませんでした。
十代の若者たちが、真剣に私の文章を読みながら、そのときの「筆者の気持ち」とかそんなことを一生懸命考えてくれていたのかと思うと、何ともくすぐったいような嬉しい気持ちになってしまいます。
「若者が学ぶ姿」って美しいですよね。私も頑張ろうという気持ちになります。
2019年06月21日
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