2018年3月 愉気の会
「翼の埋もれた天使」
今月の愉気の会は春のからだの手当ての実習を行ないました。
春というのは、山には雪解け水が湧き、野には芽が出て花が咲き、地中から虫が這い出て、じっと閉じこもっていたモノがむくむくと表に現われてくる季節です。
私たちのからだもやはりそのような自然の摂理に従って、冬の寒さにぐっとこらえて固まっていたものがゆるんできます。
とくに後頭骨、肩甲骨、骨盤という骨格部分は、整体では非常に大事にしていますが、その部分の動きをスムーズにしておくことがこの季節の大切な手当てとなります。
「後頭骨の持ち上げ」や「腸骨の揺すぶり」など、さまざまな手当ての実習を行ないましたが、どこに行っても大人気な手当てはやはり「肩甲骨はがし」です。
「ほらほら、天使の羽根ですよ〜」と言いながら、肩甲骨をグーッとはがしていくと、みなさん「気持ちいい〜」と夢心地です。
終わると、軽くなった肩をムニムニと動かしながら「空も飛べそう!」と大喜びをして下さいますが、気づかないうちに天使の羽根が肉に埋もれてしまっているんですよね。
みんな浮世の義理でいろんなモノを背負い込んで、自分が天使だったって事を忘れがちです。
そうして地の肉に縛られてゆく…(笑)。
肩甲骨近辺というのは心理状態も深く関係してくる部位ですから、そのあたりをゆるめておくと、からだだけでなく心もずいぶん軽くなったような、ホントに空でも飛べそうなそんな心持ちになってきます。
さまざまなことがゆるんで現われて、そして軽やかになって空に飛び立つこの季節。みなさん、ご自分が天使だった…イヤ、天使だということを思い出して、ぜひ心もからだも軽やかにして、素敵な春を迎えましょう。
2019年06月21日
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