2019年06月21日

自分の恐怖を感じる[FB]

2016年9月 愉気の会
「自分の恐怖を感じる」

今日の愉気の会では最初に「自分の恐怖を感じる」というワークを行ないました。

まず目をつぶって部屋の中を自由に歩いてもらいます。目をつぶっていますから何かにぶつかるかも知れない。するとどこかで「怖い」と感じるので、怖いと感じたらその場で立ち止まります。

そして怖いと感じている自分のからだが、いったいどのような変化をしているのか、丁寧に注意を向けて細かく感じてみます。胸が緊張して縮こまっている、眉間に力が入っている、鳩尾が硬くなって呼吸が浅い…などなど。自分のからだの変化を知ることで、怖いと感じているときに、自分がいったいどのようなからだになっているかを自覚していきます。

自分が怖いと感じているときのからだを細かく感じ分けたら、今度はどのような姿勢や動きをしたら、その変化したからだがゆるんで元に戻るか探ってみます。深呼吸をしてみたり、胸をさすってみたり、腕を前に出してみたり、屈んでみたり…。

いろんな姿勢や動きを取りながら、自分のからだの変化を細かく感じ、怖いと感じている自分のからだを客観的に観察しつつ、そのこわばりを取り除いていきます。

そうやってからだのこわばりが抜け、すっかり怖いという気持ちが抜けてきたら、ふたたび目をつぶったまま歩き出しますが、今度はからだをゆるめたまま怖くならずに歩ける姿勢や動きを探ってみます。

こういう姿勢や動きをしていれば、自分は怖くならずに歩けるという動きを探る。そうやって参加者の方に自分自身のからだと向き合っていってもらいました。

不安や恐怖というものは、私たちの判断や行動をゆがめる大きな原因の一つです。落ち着いていれば正しい判断や行動ができたはずのものが、不安や恐怖から誤った判断をしてしまい、変な結果を導き出してしまうことが多々あります。

そういう場面で自分のからだがいったいどのような変化をしているのか感じて、客観的に自分の無意識の変動を自覚していけば、そのような誤った判断をしないように変えていけるはずです。

からだというのは、自分自身そのものでありながら、同時にきわめて客観的に存在している物体でもあります。自分自身を知るときに、からだというものを手がかりにしていくのは、なかなか良い方法なのです。
posted by RYO at 08:41| Comment(0) | Facebookアーカイブ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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