2014年01月01日

自然の幾何学とアーカイブ

「みなさん新年あけまして…」と言いたいところなのですが、私は昨年末に身内を亡くして喪中の身でありますので、「今年もよろしくお願いいたします」とだけ申し上げておきます。

このブログもここ最近は忙しさにかまけて全然更新できておりませんけれども、それでも細々と着々とここまで続けて参りました。

これもひとえに読み続けてくださった方々のおかげであります。

重ねて御礼申し上げます。


さてさて、新年最初の更新は、毎回恒例となった動画の紹介でいきたいと思います。

いろんな動画をざっと見返しつつ今年のテーマは何にしようかと悩みましたが、今年のテーマは「自然の生み出す幾何学模様」ということで決めました。


それではさっそく一本目。

まずは自然の美の公式「フィボナッチ数列」から。

「フィボナッチ数列」は自然界のあらゆるところにひそんでいる数列で、「きれいだな」と思う自然の造形の背後によく見つけることができます。


お次は地球の海流図。

どこで見つけた動画なのかもすでに定かではありませんが、なかなかすごい動画です。

いったいどうやって海流の流れなど捉えたのでしょうか?

海流の流れというのは世界の海を駆け巡っているのですね。

ウネウネしていてなんだか気持ち悪くもありますが、まさに「地球は生きている」という映像です。


そして最後は二本立て。

どちらも音の生み出す幾何学模様です。

鉄板の上の砂によって描き出された波模様というのは、いわば音と鉄板との出会いのアーカイブです。

一つの音楽がレコードの溝に波模様として刻まれていくように、音を拾って刻み込まれた音の記憶。

しかるべく再生装置にかければ、鉄板上に描かれた砂の波模様はたちまち一つの音楽を再生することでしょう。


地球上のあらゆるモノは何かと出会うたびにわずかに摩擦を起こし、震動となって音を奏でているけれど、その音は必ず何らかの模様となって痕跡を残している。

もしそれを再生できる装置があれば、その痕跡から再びすべての出会いが美しく軽やかに再生されていくはず。

地球上のあらゆるモノはあらゆる出会いのアーカイブ。

一枚のレコードが、そこに刻まれた音楽の模様を読み解く者によって再生される日が来るまでただ沈黙しながら在るように、地球上のあらゆるモノたちもいつかそこに刻まれた模様を読み解く者によって、その記憶を美しく再生される日を待っている。


どうぞみなさんも今年一年、美しい出会いをその胸に刻み込んでいけるよう、お祈りいたしております。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。


posted by RYO at 23:38| Comment(11) | TrackBack(0) | 雑念 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
RYOさん、ごぶさたしております。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

恒例の新春動画大会、
今年もまた興味深くたのしませていただきました。
ありがとうございます。
どれも初めて見る&知る映像です。
(いつもひそかにうらやましく思ってるんですけど、RYOさんこういうおもしろ動画をどうやって発見されるんですか?)

2本目のうねうねは、ゴッホの絵に出てくるものと似てるなあ、と思い始めたら止まらなくなりました。
この「糸杉」の空なんかけっこう似てません?
http://art.pro.tok2.com/G/Gogh/vv026.htm

そして最後の2つ、おもしろいですね、これは自分でやってみたくなりますね。
こういうときの材料は砂なんだなあ、砂が最適なのかなあ、他に何か使えるかなあ、などとぼんやり考えながら引き込まれておりましたよ。
ありがとうございましたm(_ _)m
Posted by うきき at 2014年01月09日 02:05
うききさん、こんにちは。
本当にお久しぶりですね。
お返事遅くなってしまいました。
お元気で過ごしてらっしゃるでしょうか。

恒例の新春動画大会もすでに何回目でしょうかね…?
いつも原稿書きやメールの返事などのちょっとした合間に、
ネットをウロウロして面白そうな動画をチェックしておくのですが、
最近は昔ほどの量はチェックできていないので、
今回の記事に当たって動画を選ぶのもどうしようかと悩んでしまいました。
でも喜んでいただけたようでしたのでホッとしております。

海流の動画、なかなかすごいですよね。
私も初め見ていたときにゴッホの糸杉を思い浮かべました。
なんというか渦の具合がそっくりですよね。
ゴッホには世界のすべてがそのような渦や流れの形として見えていたのでしょうかね?

最後の二つの動画も非常に興味深い現象で、
バケツにビニールのようなものをしっかり張って、
その上に塩を振ってもやってもたしかできたはずです。
あとは近くで大きな音で音楽を流せば、同じようにその音楽の形が描き出されます。
これもとても興味深いので、いつか自分で試してみたいことの一つです。
うききさんも興味がおありなら、ぜひぜひやってみてください。
Posted by RYO at 2014年01月13日 22:09
山上さま

はじめまして。菅原と申します。現在2歳の娘の子育てに奮闘している毎日です。
じつは先日、別冊うかたま(4年前の発行でした)で、先生の記事に出逢い、子どもの病気やアレルギーで悩んでいましたので、とてもためになりました。ありがとうございます。
もっと早く出逢っていればと…いろいろアンテナを張ることの大切さを改めて思った次第です。先生の他の著書も早速読んでみたいと思います。

それで、突然なのですが、
先生にご取材をさせて頂きたいのですが、いかがでしょうか?
ご連絡先が分からず、申し訳ありませんが、こちらに入れさせていただきました。

もし、可能でしたら、お返事いただけたらと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
Posted by 菅原 恵美 at 2014年01月18日 11:46
菅原さま
はじめまして、こんにちは。
ご連絡ありがとうございます。
いただいたメールアドレスの方にメールをしておきますのでご確認ください。
どうぞよろしくお願いいたします。
Posted by RYO at 2014年01月18日 23:13
はじめまして。
体の不調から野口整体に興味を持ち、野口整体の本や「整体的子育て」を読ませていただきました。
写真やイラスト入りで分かりやすく、大人でも基本は同じと思い、自分自身でいろいろ試してみました。
昔から耳鳴りがあり、ここのところ夜寝るのにも支障があるくらい以前よりひどくなったからです。
もともといろいろなことに敏感な方で、ひとつのことをきっかけに様々な角度から考えてしまうところがありますが、とはいえ、普通に我慢できる範囲を越えているくらいの耳鳴りなんです。
何かの病気かと思い、耳鼻科で診てもらいましたが特に異常はないとのこと。
こういう場合やはり心からきているんでしょうか?

Posted by UZU at 2014年01月22日 23:03
こんにちは。はじめまして。
本を読んでいただいたとのことでありがとうございました。

耳鳴りがあるということで大変ですね。
耳鳴りや突発性難聴などは検査をしても原因がよく分からないことは多いのですが、
心の問題に起因するものもよくあります。
最近は心因性のものに対するアプローチもできてきているので、
そういう手法を取り入れている耳鼻科に相談してみるのも良いかもしれません。

ご自分でできることであれば胸鎖乳突筋と上胸部胸椎の愉気。
あとは鳩尾を押さえておくことをやっておくと良いかと思います。
Posted by RYO at 2014年01月23日 11:53
お返事ありがとうございます。

耳鳴りと言っても、直接耳とは関係のない所の手当て(愉気)が有効だったりするんですね。
早速やってみようと思います。
ありがとうございました。
Posted by UZU at 2014年01月23日 14:22
初めまして。埼玉県寄居町在住の小林です。突然で申し訳ありませんが、山上先生に講演をご依頼することはできるでしょうか。息子の通う保育園の保護者会主催の学習会で、2年前からずっと温めてきた思いです。ご連絡先がわからず、こちらに思い切ってコメントしてみました。勝手なお願いで申し訳ありませんが、ご返答いただけると幸いです。どうぞよろしくお願いします。
Posted by kobayashi  at 2014年02月02日 14:43
こんにちは。
講座のご依頼と言うことでありがとうございます。
いただいたメールアドレスの方にお返事しておきますので、
そちらをご確認いただければと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
Posted by RYO at 2014年02月02日 23:08
初めまして。フリーでライターをしております小口と申します。
ぜひ山上先生に取材のご依頼をさせていただきたく、こちらにコメントをさせていただきました。

私は2歳の娘の子育て中でもあるのですが、『整体的子育て』を読み、さまざまなことに気づかされ、日々の育児の大きなヒントになっています。

よろしければ、ご返信いただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
Posted by 小口梨乃 at 2014年02月04日 10:36
小口さま
こんにちは。初めまして。
取材の依頼と言うことでありがとうございます。
いただいたメールアドレスの方にお返事しておきますので、
そちらをご確認下さい。
どうぞよろしくお願いいたします。
Posted by RYO at 2014年02月04日 22:51
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。