南伊豆で農業を営んでいるYくんが「ウチに泊めて〜」と言ってやってきた。
Yくんとは下宿「木村家」 で同じ屋根の下、3年間を共に過ごした、いわゆる「同じ釜の飯を食った仲」である。
2年ほど前に南伊豆に移住し土地を借りて農業をはじめ、日本という国のまさにもっとも根本の基底部分からボトムアップして、 日本をより良い国にしていこうやんけ、という「縁の下型発想」をする人間であり、たいへん心強い我が同胞の一人である。
私は今、Yくんの育てた「あいがも農法玄米」を食している。
あいがも農法というのは田んぼにあいがもを放し、稲のあいだを泳ぎまわらせることで雑草の繁殖を抑え、 稲刈りが済んだあとは美味しくいただくという「鴨が稲しょってる」しっかりちゃっかり農法である。
ちなみに、汚い話で失礼だが(汚い話が多いな…)、日頃、玄米を食していると便通がすこぶるいい。
というより、もう「全開!」という感じで、毎回いっくら水を流しても「動かざるごと山の如し」と鎮座ましまして、渦巻く激流の中、 1cmばかりズルリと動く程度の、かなり腰の入ったツワモノが降臨するのである。
そのたびに便器ブラシでつんつんと奥へ押し込むのだけれど(アラレちゃんだ。)、 便秘に悩んでいる方からすれば羨ましいばかりの話かもしれない。
(でも、玄米はオススメですよ。あとはとにかくくよくよしない事ですわな。腸は精神状態と深く関わるので。)
閑話休題。
子どもも生まれ、ますます張り切って畑仕事に精を出していかなければならないパパYくんと会うのは1年ぶりくらいだろうか。
待ち合わせをして一緒に慣れ親しんだ大学の構内や、下宿周りの商店街などを練り歩く。
東京に住んでいるけど私自身も大学に行くのは久しぶりで、ずいぶん変わった街並みに二人できょろきょろしながら、「馴染み」と 「違和感」のはざまの散歩をしばし愉しむ。
さんざん歩き回ったあと、この前の「オーガニック縁日」の会場となったカフェに入って、 ヘルシー豆料理を食す。
冷奴やら味噌汁やらをいただいたのだが、考えてみれば豆腐に醤油をかけて食べるというのは、 大豆に大豆をかけたものを食べているのであり、豆腐と油あげの入った味噌汁を飲むというのは、 大豆に大豆と大豆を入れたものを飲んでいるのである。
日本人とはまことに「ダイズだいすき民族」であるなぁと、改めて再確認した。
そのあと、明日インドへと旅立つインド隊の壮行会を催しているという愛しの下宿
「木村家」へとふらふら向かう。
部屋に入ると後輩たちが、中央に山盛りサラダのみがドーンと置かれたコタツを囲んでビールを飲んでいて、「キミら、 いつからベジタリアンになったの?」と一瞬ためらうが、「カレーもありますよ。」と冷静に返される。
「カレーはいいや。」とこちらもあっさり返しつつ、みんなの大先輩Yくんを紹介して宴再開。
インド隊隊員が明日の出発に向けて抱負などを述べつつ、さらに壮行品贈呈の儀を執り行い、粛々と会が進行しているかと思ったら、 おもむろに下宿の明かりが消される。
「も、もしや…。」
と思ったら案の定、ドアが開いてローソクを3本立てたケーキの入場。
そして、ここでもまた「ハッピーバースデー」の大合唱がはじまる。
「またか、オマエら! もう、ええやろ。」
と思いつつも、みんなのありがたい好意にまったく感謝感謝である。
そして今度こそちゃんとしたローソクの火をフーッと消す。
パチパチパチ(拍手)。
いや、どうも、みんなありがとう。
これだけみんなに祝福されるのも、さんざんブログで「30才の誕生日だ」と強調してきたおかげですな (笑)。
言ってみるものだ。
…と思っていたら、おもむろにプレゼントを繰り出してきた。
なんと! たたみかけるような連続攻撃。クイックのワザまで身に付けていたとは。
日に日に成長してゆく後輩たちには、なんとも頼もしさを感じるばかりである。
頂いたプレゼントを披露させていただくと、
「望遠鏡 兼 顕微鏡」というちょこざいなアイテム(Wくん、腕を上げたな。これには感服)
「ひょっとこ面の手拭い」(眼の所に穴が開いてる。どこで見つけてきたんだ…)
「我が家のスケッチ用、インド国旗の三色分クレパス」(トリッキーな合わせワザを…)
「山下達郎のCD『僕の中の少年』」(もうおじさんだしね)
皆々様ご祝儀有難う御座います。
う〜ん、私はホントにシアワセ者でございます。
これだけ多くの人に祝っていただけるとは。こういうご恩はとにかく返していかねばなりませんな。
けれども、これほどの贈与の返却には来世あたりまでかかりそうだし、身内は後回しということで、みんなはあんまり期待しないように。
でも、まさか誕生日ネタでこんなに引っぱることになるとは私自身も思いもつかなかったな。
そのあと終電でYくんと我が家まで帰り、二人でまた語ろうかとも思ったが、眠くなってしまったので、そのまま爆睡。
次の日、午前中時間があったので、飯でも食おうとYくんと二人で原宿まで繰り出す。
「そういえば、表参道ヒルズ、昨日オープンだよね。」
と訊いたら、そんなことは知らん、という顔をされる。
でも、せっかくの機会だし行ってみるかということで、表参道までテクテクと歩いていき、着いてみれば、案の定ものすごい行列。
イヤイヤすごいね。こりゃ。
とても入れそうにないので遠巻きに表参道ヒルズをぐるっと周り、原宿の方へと戻る。
そのあと、とあるNPOのリーダーとして頑張っている我々の同胞N女史も加わり、原宿駅近くのオムライス屋さんに入って、 3人でオムライスを食す。
同胞3人で久しぶりに集まってメシなど食していると気分が若者の熱い心に戻ってしまうのか、せまいファンシーな雰囲気の店内で、 熱く組織論やボランティア論などを語りだしはじめる。
う〜ん、原宿のオムライス屋さんでするような会話じゃないな。
でも、久しぶりだな、こんな感じ。
やがて仕事に行かなければならない時間になったので原宿駅前へと移動し、ロリータファッションの少女たちのたむろする中、
それぞれ良い仕事をするよう固く誓って、私たちはそれぞれの行く先へと再びめいめい分かれて出発したのであった。
この2日間の旧交にたいへん元気を頂いた。
みんなの健闘を祈る。


食品のお店ではdemeterというところの質の良い玄米
が手に入ります。私の炊飯器には玄米モードが付い
ていないので、二度炊きしたり、圧力鍋でふっくら
もちもちに炊いて食しています。
RYOさんのお友達やまわりには、こころ温か、かつ自
分らしく、進む方向をもっている人たちがおおくい
らっしゃるようですね。*そういう方が多いと、日
本もなんだか楽しそうだなぁと、思う私(笑)*
demeterってバイオダイナミック農法の作物を取り扱っている団体ですよね。
それはなかなか良い物が手に入りそうですね。
でも、ヨーロッパの方でも玄米を食べたりするんですか?ちょっと意外。
あんまり空想が湧きませんけど「玄米リゾット」とかにしたりするんでしょうか。
それとも各自、自分で精米して食べるのかな?
「雑から」千客万来!
30歳おめでとう!
(私事で恐縮ですが、我が家は急な引越しで、家族全員こころもからだも良くありませんが、またお目にかかれる日を楽しみにしています。)
皆様の熱い応援に応えられるよう、精進してまいります。
引越しでドタバタしていらっしゃるんでしょうか?
落ち着いたらまたぜひお越しください。
いつでもお待ちしております。(…って「いる時は」ね。)
ちなみに私の食べたオムライスはトマトソースとデミグラスソースが半分ずつかかっておりましたが、トマト煮込み好きの私はトマトソースのほうが好みでした。
おかげでやっと使い方がわかってきたかも。
ちなみに前のTBも失敗してたよ(笑)。直しておいたけど。
今回のも直しておいた。
「転居先不明(リンク先無し)」と「宛名文字化け(〜が??に)」ね。
いちおうリンクはメインページにしておいたけどいいよね?
トラックバックは「自分の書いた記事」から「相手の書いた記事」に送るんだよ。
そうすると「相手の記事」に「自分の記事」へのリンクが貼られるわけだ。
まぁ何度か練習してみてくださいな。
ちなみに謎の人エジーは未だ健在なり。
まったくお恥ずかしい限りです。
しっかしエジーはスゲー